詳しくは、vimエディタのヘルプを見てもらうとして、今回は、diffoptで指定できる"icase"オプションと、"iwhite"オプションの話。
これらのオプションをdiffoptで指定すると、diffsplitの結果がちょっとだけ変えられるのです。
・"icase"オプションを指定すると、diffsplitを実行する時に、アルファベット大文字、小文字を区別しないdiffを実行するようになり、
・"iwhite"オプションを指定すると、diffsplitを実行する時に、半角スペースの数が、比較している行で違っていても、それを無視してdiffを実行するようになります。
diffoptを設定する場合は、↓このように指定します。
カンマで区切って複数のオプションを指定できます。
当然、この設定は、設定ファイル.vimrcファイルか_vimrcファイルに書いておきます。
:set diffopt=filler,icase,iwhite
既存の設定を上書きしないように、
:set diffopt
と入力して、現在の設定を確認した上で、(現在の設定に)追加するような形で指定すると良いでしょう。
なお、diffexprを設定している場合、(設定したdiffexprの中でこれらのオプションを使っていない限り)、"icase"、"iwhite"のオプションは使用されませんので、注意してください。
今日は以上。
では〜。