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2004年07月05日

テキストエディタviとRCSの深くて甘い(?) 関係 #5

RCS 第5回目。今回でラスト。


最後は、予告していた通り、RCSの差分を表示するvimスクリプト rcsdiff.vimの紹介です。


インストールは、このスクリプトをvimのpluginディレクトリに入れるだけです。


使い方は、差分を表示したいファイルを開いて、


:Rcsdiff

と入力すると、下の通り、現在のファイルの内容と、RCSで管理している最新のファイルの内容を比べて、それらの差分を表示します。

rcsdiff



今回の内容は、これだけです。

ではでは。
posted by 小見 拓 at 00:56| Comment(0) | TrackBack(0) | RCS + vimエディタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年07月04日

テキストエディタviとRCSの深くて甘い(?) 関係 #4

RCS 第4回目。第3回目は遥か昔だ。
RCS 用のvimエディタのスクリプトの紹介。


ずっとターミナルで使用できるvimスクリプトを探してたんだけど、良いのが無かったので、GUI用のを紹介することにする。


まぁ許してくださいな。


紹介するのはこれ。rcs-menu.vim

インストール


インストールは、上のURLからスクリプトをダウンロードして、plugin ディレクトリに入れれば良い。

使い方


このスクリプトをインストールすると、このようなメニューが追加される。(見てのとおり、GUI専用プラグインです。)
vimrcs メニュー



まだ、そのファイルが、RCS で管理されていないなら、メニューの「Check In」を選択すれば、チェックインすることができる。
(もちろん、編集後のファイルのチェックインも 「Check In」 でできる。)


チェックインした直後は読み取り専用になるから、編集する前には、メニューの 「Check Out (Locked)」 ってのを選択して編集できる状態にしましょう。
(つまり、普段は読み取り専用になっているのです。)


チェックアウト時に、既存のファイルを置きかえるのだけど、そのファイルがチェックアウトするバージョンのファイルと違うときは、警告を表示してくれる。


これには
・「y」(かまわず上書きする)
・「n」(チェックアウトを中止する)
どちらかを入力すれば良い。
vimrcs co


RCSは、そのファイルのディレクトリに、


ファイル名 + .v

ってファイルを作って、そのファイルでバージョンを管理するが、「RCS」ってディレクトリが用意されている場合は、そのディレクトリ内に管理ファイルを作成して、そのファイルで管理する。
(これは RCS と同じ挙動。)


このvimスクリプトのメニューで操作していると、下
みたいな画面が表示されることがよくある。
vimrcs ci

この画面は、ログメッセージ入力用のウィンドウで、
ログメッセージを入力できる。


ログメッセージを入力し終わったら、「.」のみ入力してEnterを押すと、ログメッセージの入力ウィンドウは閉じられる。
vimrcs ci message in


編集中のファイルのRCSログと
vimrcs ログ

編集中のファイルと、RCS 上最新のバージョンのファイルとの差分を表示できる。
vimrcs diff




はっきり言って、差分機能が不満。
あと、チェックアウトと、差分取得時に、バージョン指定とか日付指定ができませぬ。


差分機能については、rcsdiffっていうスクリプトを見つけたので、次はこれを紹介しよう。


ちなみに、
Windows vim6.3動作可
Mac OSX vim 6.2 動作可(バグある?)
です。



今日は以上。


ではでは。
posted by 小見 拓 at 03:58| Comment(0) | TrackBack(0) | RCS + vimエディタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年05月31日

テキストエディタviとRCSの深くて甘い(?) 関係 #3

詳しい使い方は自分で調べてもらうとして、
この記事では、RCSを最低限ここまで知っていれば扱えるというところまでやることにする。


RCSを使ってやることは、大抵次の4つのどれかになる。
・ファイルを管理ディレクトリに入れる。
・管理ディレクトリからファイルを取り出す。
・管理しているファイルを変更する。
・差分を取る。

この4種の操作さえ覚えれば、
RCSを使うのに何の問題も無いと思う。


ファイルを管理ディレクトリに入れる。


1.管理したいファイルのあるディレクトリにRCSという名前でディレクトリを作る。
2.次のコマンドを入力して、管理ディレクトリに指定のファイルを登録する。(チェックインするという。)

ci ファイル



管理ディレクトリからファイルを取り出す。


1.次のコマンドを入力すると、管理ディレクトリから指定のファイルを取り出せる。

co ファイル

2.バージョン指定や、日付指定をしてファイルを取り出す時は、「r」や「d」オプションを使う。

co -r1.4 ファイル
co -d"2004-05-30 20:00:00" ファイル

3.編集用にロックをかけてファイルを取り出すには、「l」オプションを付ける。ロックをかけない場合、読み取り専用ファイルで取り出される。

co -l ファイル



管理しているファイルを変更する。


1.管理ディレクトリから、ロックをかけてファイルを取り出す。ロックをかけない場合、読み取り専用ファイルで取り出される。

co -l ファイル

2.ファイルを変更する。
3.変更したファイルをciコマンドでチェックインする。

ci ファイル




差分を取る。


1.手元のファイルと、管理ディレクトリのファイルを比べる時は、rcsdiffコマンドを使う。

rcsdiff ファイル

2.手元のファイルと、管理ディレクトリのあるバージョンのファイルを比べる時は、「r」オプションを使う。

rcsdiff -r1.4 ファイル

3.管理ディレクトリにある、あるバージョンと、あるバージョンの差分を取りたい時は、次のようにコマンドを入力する。

rcsdiff -r1.4 -r1.3 ファイル





上のとおりRCSを使うと、途中、いろいろ入力が促されますが、それはログメッセージ入力待ちです。
メッセージを入力してから、「.」(ピリオド)のみの行を入力すると、ログの入力を終えることができます。



今回は以上。
では。

posted by 小見 拓 at 02:18| Comment(0) | TrackBack(0) | RCS + vimエディタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年05月22日

テキストエディタviとRCSの深くて甘い(?) 関係 #?

設定ファイルのバックアップってどうしてる?


私が実生活でよく見かけるのは、
・バックアップを一切取らない。
・hoge.confとかいう設定ファイルがある時は、
 例えば、hoge.conf.bkという名前で
 コピーして取っておく。
っていうタイプかな。


前者は、、、 まぁ、ええや。
私もバックアップ取らないことも多いしね。


今回紹介する RCS が有効な人は、
後者のタイプの人です。


後者の人の場合、次に設定を変えた時は、
hoge.conf.bk1、hoge.conf.bk2とか作成していって、
大量のファイルが溢れてきたりしてない?


そんな時に RCS を使うと、
ファイルが溢れなくなります。


簡単に説明すると、


管理したいファイルのあるディレクトリに RCS という名前のディレクトリが、たった一つだけ作られて、
その中で、そのディレクトリ内のファイルは管理される。


「もう管理する必要ないよー」って時には、
残したいファイルを取り出した後、RCS ディレクトリを削ってしまえばよい。


また管理したくなったら、RCS ディレクトリを作れば、また、簡単に管理できる状態にできる。


いくつか前のバージョンのファイルを取得したり、
指定の日付を指定してファイルを取得したり、
各バージョン間の差分とかも取ることができるので、
問題発生時にはとても役立つでしょう。


RCS はバージョン管理したいけど、CVSほどの大掛かりなものは
いらないときにとても役立つと思うよ。


詳しい話は一切してないけど、
今回は以上。では。


RCSを知るのに良さげなリンク先。
RCS FAQ






「テキストエディタviとRCSの深くて甘い(?) 関係」の
第1回目で、
こんなこと書いてたんだが、

> スケジュールは
>
>  #2 インストール
>  #3 使い方
>  #4 vimのスクリプト
>
> ぐらいを予定してる。

とりあえず、無かったことにしてください。

回数と記事の内容を最初に決めてしまうと、
それが完成するまで、書けなくなってしまうのだ。

時間が無い時に、ちょっとだけ書いてアップみたいなことが
できなくなってしまうのな。

本サイトはともかく、このblogでは何も考えずに書きなぐると決めているので、
これからは、回数とか内容を最初に決めちゃわないで書くことにしたから。


posted by 小見 拓 at 02:45| Comment(0) | TrackBack(0) | RCS + vimエディタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年05月14日

テキストエディタviとRCSの深くて甘い(?) 関係 #2

全4回の予定です。
RCS 2回目。


今回は、RCS のインストールについてです。


対象プラットフォームは、
Windows XP Pro (他のWindowsでも動くとは思うよ。) です。


Mac OSX Pantherでは、多分、OSに付いてるデベロッパーツールに入ってるんじゃないかな?
とりあえず、デベロッパツール入れた後では、使用できる状態でインストールされていたよ。


Windows用で、RCSを入手するには、、、

方法1.


Cygwinを使う。
RCSはCygwinのインストール設定のデフォルトだと、インストールされない設定になってるみたいだから、RCSのところにチェックつけないと駄目です。
cygwin_rcs

Develの下にRCSはあります。

CygwinのbinディレクトリにPathに通して置くと
いろいろ便利だと思うよ。


方法2.


Windows Services for UNIXを使う。
Microsoft製。私は使ったことは無いけど、これにもRCSは入っているらしい。


方法3.


やっぱこれかな。RCSだけ欲しいなら。
ここに行って、
The latest PC (OS/2 DOS Win95 NT) binary version
とか書いてある行のzipファイルを一つダウンロードして、
解凍すると、
bin/win32ディレクトリの中にRCS実行用バイナリファイルが入ってる。
これをどっか、PATHの通ったとこに置くと良い。


番外編 GUIツール


WinRCS
GUI版。コマンドラインからは利用できない。
ちょっと使いづらい。
WinCVSみたいのを期待すると、きっとがっかりする。



今回は以上。
次回はRCSの使い方やる予定です。

posted by 小見 拓 at 02:25| Comment(0) | TrackBack(0) | RCS + vimエディタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年05月12日

テキストエディタviとRCSの深くて甘い(?) 関係 #1

RCSって知ってる?


RCSってのは結構便利なバージョン管理ツールです。


よくCVS(これも同じくバージョン管理ツール)の説明でも
名前が出てくるので、名前ぐらいなら知ってるかもしれない。


古くからUnix、Linuxに触っている人はともかく、
WindowsやMacのユーザーの場合は、
このRCSがとても便利なツールであることを知らない人は
きっと多いのではないかな?


RCSは設定ファイルのバックアップ、バージョン管理などに
使いやすい小規模向け(?)でお手軽に使えるという利点を持ったバージョン管理ツールなのだけれど、


大規模向け(?)バージョン管理ツールである CVSVSS などと一緒に紹介されて、


「古いツール」とか「CVSの元になったやつ」ぐらいしか
説明がないことが多くて、あまり目立たってない。


これはとてもとても、もったいない話だと思います。





私の(リニューアル中の)サイトは vi(m)を扱うサイトで、


・RCSは設定ファイルのバージョン管理に向いている。
・設定ファイルの編集にはviが使われることが多い。


なので、RCSは記事の題材としても手ごろで良いだろうとも思う。


つーわけで、次回以降 RCSの詳しい話をするよ。


スケジュールは


 #2 インストール
 #3 使い方
 #4 vimのスクリプト


ぐらいを予定してる。




んじゃ、今回はここまで。

posted by 小見 拓 at 00:40| Comment(0) | TrackBack(0) | RCS + vimエディタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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