vimエディタでは、テキストの折り畳み機能が数種類用意されていて、
foldmethodを設定することで、
フォールディングの仕組みを変えることができます。
で、そのフォールディングには、これだけの種類が用意されています。
- manual
- indent
- expr
- marker
- syntax
- diff
フォールディングの設定を実際に変更するには、
:set foldmethod=変更したいフォールディングの種類
というコマンドをvimエディタ上で実行するか、
vimエディタの設定ファイルに書きます。
以上、前回の復習終わり。
foldmethodのsyntaxは、
vimエディタで、それぞれのファイルタイプ用に用意されている
シンタックスファイルの設定に
フォールディングのやり方を任せるというものです。
このフォールディングを利用するには、
vimエディタ上で、
:set foldmethod=syntax
というコマンドを実行するか、
vimエディタの設定ファイルに、上のコマンドを書き込んでください。
この設定は、ファイルタイプによっては
フォールディングが用意されていない = フォールディングが行われない場合もあるし、
フラグを立てないと「:set foldmethod=syntax」と設定しても
有効にならなかったりする場合があります。
それぞれのファイルタイプで、
実際にどのようなフォールディングが行われるかは、
試してみるまでわかりません。
見づらいフォールディングも結構多いのですが、
折りたたみを手でいちいち設定するのも面倒なので、
そんなに悪くない選択肢かもしれないです。
最後に実行例を。
例えば、XML用のシンタックスファイルのフォールディング機能を有効にするなら、
次の設定をvimエディタの設定ファイルに書き込んでから、
拡張子xmlのファイルをvimエディタで開いてみてください。
:let g:xml_syntax_folding = 1
:set foldmethod=syntax
XMLのシンタックスファイルでは、↓こういうフォールディングが行われます。

XMLのシンタックスファイルによる折り畳みの結果。
開始タグと、閉じタグの間が折りたたみで纏められる。
本日は以上です。
ではー
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