今回の対象はKaoriya版 vim の機能。
AutoDate
編集しているファイルの先頭の方に
Last Change: .
と書いておくと、ファイルの修正保存時に
Last Change: 28-Jun-2004.
ってなふうに、修正日時が書き込まれる。
この機能は、
:AutoDateON
で有効に、
:AutoDateOFF
で無効になるので、設定ファイルに設定を書き込んでおけば良い。
このスクリプトは、いつかもっと詳しくやることにしよう。
Scratch
:Scratch
と入力すると、新規の空のバッファが開かれる。
一時的に作業スペースが欲しい時などに使用しよう。
CdCurrent
:CdCurrent
と入力すると、現在、編集しているファイルのディレクトリにカレントディレクトリを変更する。
そのファイルのあるディレクトリの他のファイルを編集したい時などに使うと、ファイル名補完ができて便利。
テキストオブジェクト i"、a"、i'、a'、c`、i`
これは結構最近付け足された機能。
ハロー "ワール"ド
例えば、こういうテキストがあったとして、「ル」の字の上で、
di"
と、ノーマルモードで入力すると、
ハロー ""ド
テキストがこの様に、消去される。
つまり、
「i"」 =(イコール) 「"」で囲まれた範囲
というように扱うことができる。
で、同じことが、「'」、「`」に対してもできる。
先ほどの処理を、
da"
で行った場合は、
ハロー ド
という結果になる。
「a"」 =(イコール) 「"」も含めて「"」で囲まれた範囲
というようになる。
組み合わせは、ざっとこんな感じかな?
ci" ca" di" da" xi" xa" vi" va"
ci' ca' di' da' xi' xa' vi' va'
ci` ca` di` da` xi` xa` vi` va`
今日はこれぐらいで。
ではでは。