サイトのリニューアル作業中で、かつ前のサイトのソースもビルド通らない状態なので、今の所トップページぐらいしか更新できないので、仕方ない。
さて、本題に入りましょう。
今回の更新で、リニューアル中の本サイトにアップしたのは、BLNZ.comで公開されている、フリーのJava製XSLTプロセッサを、Mac OSXのターミナル上でお手軽に使える状態まで持っていく、インストーラー付きパッケージです。
こいつは当然、Mac OSXでしか使えないです。
このパッケージは、xt という名前のXSLT処理を行うシェルスクリプトの実行ファイルを、/usr/local/binディレクトリに作成するものです。
このxtのコマンドの書式は以下のとおりです。
xt source stylesheet [result] [param=value]...
引数を2つ以上とって、sourceというXMLファイルを、stylesheetというXSLTで処理します。
もっと詳しい使い方を知りたいなら、/usr/local/srcディレクトリにソースファイルとドキュメントが入れてあるので、そこのディレクトリのindex.htmlを見てください。
そのドキュメントを読むと、このxtというプロセッサは、いろいろできることがわかると思います。
で、ちょっと残念な話。
このxtというXSLTプロセッサは、shift_jisなどの文字コードをサポートしてない。(utf-8はサポートしている。)
だから、このプロセッサを使う人は、
- あらかじめ、XMLファイル、XSLTファイルをUTF-8とか、XTが対応する文字コードで編集するか、
- XSLT処理を行う直前に、XMLファイル、XSLTファイルの文字コードを変換する
必要がある。
Mac OSXで文字コードを簡単に変更するには、
- テキストエディタなどで変換する。
- iconvコマンドで文字コードを変換する。
のどちらかが良いと思う。
iconvコマンドで文字コードをutf-8に変換するなら、そのやり方は、以下のようになる。
iconv -f 元の文字コード -t utf-8 変換するファイル > 変換後のファイル
もし仮に、元ファイルの文字コードがshift_jisなら、
iconv -f shift_jis -t utf-8 変換するファイル > 変換後のファイル
で文字コードをutf-8にしたファイルが得られるはずです。
文字コードutf-8のXMLファイルと、文字コードutf-8のXSLTファイルで、XSLT処理を行うと、大抵結果のファイルも文字コードutf-8になってしまうので、
もし、utf-8とは違う文字コードの結果ファイルが欲しいなら、
XSLT処理の後で、好きなエンコードに変換してください。
ちなみにiconvコマンドが対応している文字コードは、
iconv -l
でわかります。
本日は以上。ではでは。
わき道それまくり。