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2005年12月07日

開いたターミナルのウィンドウごとに背景色、文字色、その他設定を変更する

たとえば、
sshなどで幾つかのサーバーにログインして設定ファイルを弄ったり、
ローカルでログの監視をしてたり、
データベースのデータを見てたりすると、
モニター上がターミナルのウィンドウですぐ埋まってしまいます。


そうすると、どのウィンドウで、どんな作業をやっていたのか、
判りづらくなったりするわけですね。
sh_many_terminal_window.jpg
画面がウィンドウで埋まる埋まる。




そこで、ターミナルのウィンドウごとに
ターミナルの背景色、文字色、その他設定を変更して、
区別しやすくするスクリプトを組んでみた。


使ってみた様子はこんな感じ。
sh_many_terminal_window_with_color.jpg

色が派手になってしまったので、実際に使うなら、色は個人で調節した方が良い。




使い方は、
このスクリプトをダウンロードして、解凍して、適当なディレクトリにコピー。
シェルの設定ファイルで読み込むようにしてください。

. /path/to/ch_term_color.sh

↑こういう行をシェルの設定ファイルを追加する。
"/path/to/"の部分は、実際にファイルのあるディレクトリまでのPATHと置き換えること。


そうすると、ターミナルのウィンドウを開くたびに、
開いたターミナルの背景色と、文字色、その他が変わるようになります。


なお、AppleScriptを使っているので、Mac OSXでしか動きません。
さらに、Pantherのbash、zsh、Tigerのzshでしかテストしていません。




本日は以上。
では。





以下はスクリプトの中身。
作りは雑だが、一応動く。
ウィンドウを4つ開くごとに設定が一周するようにした。
色は、"red", "green", "blue", "cyan", "magenta", "yellow", "purple", "black"あたりが使える(他にもあるけど)。
#!/bin/sh
########################

# get last char
lc=$(tty | sed -e 's#.*\(.\)$#\1#')

# switch case
case ${lc} in
1|5|9|d)
background="black"
cursor="green"
normal_text="yellow"
bold_text="red"
;;
2|6|a|e)
background="red"
cursor="black"
normal_text="green"
bold_text="yellow"
;;
3|7|b|f)
background="yellow"
cursor="red"
normal_text="black"
bold_text="green"
;;
4|8|c|0)
background="green"
cursor="yellow"
normal_text="red"
bold_text="black"
;;
*)
echo "unknown tty last char"
exit 1
;;
esac

# run applescript
osascript << EOF
tell application "Terminal"
tell window 1
set background color to "${background}"
set cursor color to "${cursor}"
set normal text color to "${normal_text}"
set bold text color to "${bold_text}"
end tell
end tell
EOF

posted by 小見 拓 at 01:50| Comment(0) | TrackBack(0) | コマンドライン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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